5月29日にオウカランマンの最新情報を知りたくて、萩原育成場を訪ねました。
順調に乗り込まれて、馬体は適度に絞れていました。今は騎乗調教をしながら、ゲート練習に重点を置いているそうです。
ここにきて、後の扉を嫌がる様になったので、慎重に時間をかけて慣らしているそうです。
ゲート練習はまず前後の扉を開放して、馬を騎乗のままゲートに入れることから始めます。
次に前扉を閉めて中で駐立する、次に後扉も閉めて中で駐立する、そして前扉をバンと開けて軽いダッシュでスタートする。
この手順をひとつずつ何日もかけて慣らしていきます。
オウカランマンは後扉を閉めるのが嫌がるようになり、今日も中に入れてから騎乗員がステッキで腰から尻にかけてポンポンと叩いて、後は気にしなくていいよと、教えていましたが、うしろに下がったりしていました。
この状態では、慣れるまで2~3週間かかりそうなので、怪我の無いように慎重にゆっくり進めてくださいとお願いしました。
この事を清水調教師に報告したところ、「ゲートは大事だからよろしく頼む、入厩は6月20日前後になるな。」と言っていました。
写真を撮りたかったのですが、オウカランマンはいまフケ(発情)の真っ盛りで、常に尾を上げ股を広げて小便をする格好をして、写真になりませんでした。上げた尾を撮りたくなかったので、正面から撮りましたが、騎乗員(男)に擦り寄って、手で離そうとしてもまだ擦り寄ってきて、困らせていました。
フケは3日もすれば治まります。