平成21年5月12日(雨)
5月12日に生憎の雨の中、清水利章調教師が萩原育成場へ来てくれました。
騎乗調教の時間に間に合いませんでしたが、立ち馬で全身の筋肉の付き方、関節の具合、骨瘤の有無、腱の張り具合、爪の形状などを脚を上げたり、皮膚を触ったりしてチェックしておりました。
その間オウカはビクともしないで、堂々としていました。
歩様検査も脚の送り具合はスムーズか、肢軸のズレはないかなど、雨の降る中、何回も歩かせて慎重にチェックしておりました。
チェックが終わって清水調教師から真っ先に出た言葉が
「バランスよく仕上がってきているね。甲種合格!!」という言葉でした。
続いて「仕上がりが遅れているのかと思っていたけど、予想以上に良くなってきているね。電話でイレ込むと言っていたので、もっとキャンキャンしてると心配したけど、案外だね。この状態で良いから後は、ゲート練習を入念に頼むよ、ゲート試験をパスすればすぐ使えるから。」
入厩の時期は?との問いに「今、福島デビュー組のマイNEの馬と、トーSEの馬がいるので、申し訳ないが、その後の新潟デビューにして貰いたい。」ということでした。計画よりデビューが遅れましたが、オウカにとってこの遅れが、精神的リフレッシュの良い機会だと思っています。
オウカは清水調教師が惚れ惚れするぐらい実が入り、馬体が張ってきています。